2008年12月15日
縁結びの神事・・・島田飴まつり
先日、予てから行きたいと思っていた
島田飴まつりに行ってきました。
吉岡八幡様の巫女さんに先導されて
花嫁行列の出発です。
撮影地
大和町吉岡 12月14日 12:00ころ
綺麗な着物で着飾った
花嫁行列が、
巫女の打ち振る鈴の音に
ひかれるように
進んでいきます。
お供は、笛や太鼓の祭ばやし。
好いて添えない恋なれど
想いつどいし民人の
千代のえにしを八幡様に
結ぶあかねの島田飴
元和年間のある暮れの12月14日
時の神主が、たまたま道で見かけた高島田姿の
美しい花嫁に魂をうばわれ、恋慕の情に耐えがたく
病の床に伏してしまった。
そこで、村人は相談の末、「島田髷形」の飴を作らせ
社に奉納して神主の快気を祈ることにした。
神主が飴を薬がわりに服用すると、不思議に効験
あらたかでたちまち病は、快気した。
それ以来、神主が12月14日を例祭日として
「縁結び」の神事を催し、ひろく「相思の仲」の若者達の
しあわせを祈ろうとしたのが、はじまりだという。